ディアマンテブルーの飼育

Dolichothele diamantinensis

ディアマンテブルーはブラジルの高地に住むタランチュラで、結構過酷な環境で生きてるようです。逆を言えば強い種と言えるでしょう。

青いです。青くて美しい。そして強健となればもう言うことないという感じですが、欠点を挙げるならサイズが小さいこと(人によってはそれは長所となるかもしれませんが…)、値段が高めであること(体長0.5cm程度のベビーで6500円くらい)。

このタランチュラは巣を作るタイプのタランチュラなのですが、姿が見えないくらいになることはなく、比較的観察しやすいです。アダルトになるとほぼ丸見え状態ですね。

腹部に刺激毛もあるように見えるのですが刺激毛を飛ばしては来ません。またそれほど攻撃的でもないです。その分餌食いは良好というわけではありません。悪くもないのですが…。

多くの人が言うように小型のグリーンボトルブルーといった感じです(ただし毛は飛ばさない)

ディマンテブルーの飼育記録

2020年秋にお迎えした個体です。うちにはすでにメスがいるのでオスになってくれたらいいなと思ってお迎えしました。

上の画像は脱皮直後で、ブルーの脚が美しいですよね。腹部はブルーのキウイフルーツのようにも見えます。お迎え当初は青色も出てなかったのですが、すぐに脱皮して美しい色になってくれます。

プリンカップで管理しているのですが、巣を上の方に作る傾向にあるため蓋を開けるたびに巣を破壊することになりかわいそうに思っています。鉢底ネットや小さな流木などを配置すると良いのかもしれません。

餌は3日に1回くらいで、ミルワーム・レッドローチ・コオロギなどを与えています。だいたい自分の体長(脚を除いた長さ)くらいのものであれば食べてくれています。脱皮前後は餌の反撃が怖いのでピンセットで餌の頭部を潰してから入れています。翌日に食べていれば良し、食べていなければ取り除くという方法をとれば比較的飼育は用意です。

ディマンテブルーお迎えから数ヶ月後

秋から飼い始めたディアマンテブルーのベビーですが、順調に成長しています。上はミルワームを食べているところ。体長は2cmくらいでしょうか。なかなか順調に育っています。

1ヶ月経ちました

小さなプリンカップで管理中。2~3日に1回ミルワームを与え、床材の一部を湿らせています。プリンカップで管理してると蓋にまで巣を作るので開け閉めの時に毎回巣を壊してしまい申し訳ない気持ちになります。鉢底ネットなどで巣のとっかかりを作ると良いのかもしれません。今度試してみようと思っています。

さて、脱皮しました。

青がぐっと濃くなって美しいです。

脱皮直後はこんな風にして体が固まるまで静かにしていますので、加湿だけで見守っておきましょう。

約1ヶ月経過

2020年3月です。脱皮しました。

タランチュラの飼い方

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