ウサンバラオレンジバブーン

ウサンバラオレンジ(Pterinochilus murinus)

別名:OBT(オレンジバイトシング、つまりオレンジの噛む奴)とも呼ばれます。

ウサンバラオレンジバブーンはアフリカ大陸に生息するバブーンと呼ばれるタランチュラで、ほぼ地中性です。しかし、土の中だけにとどまらず、地上から樹上に向かって巣を作り、飼育ケースの中ではもう手当り次第糸だらけにします。

体長は5cm程度、レッグスパン(脚も含めた長さ)は13cmとタランチュラにおいてはやや小さめですが、動きは素早くしかも強毒と言われており、決して初心者向けではありません。

ですが、タランチュラとしては非常に丈夫で飼いやすいです。アフリカのような過酷な環境に適応しているので当然かも知れませんね。

上にも書いたとおり、飼育ケースを糸だらけにしちゃいますので、オブジェ的なものを入れずタランチュラに任せてしまっても飼えるそうです。わたしは保湿のために床材を敷いてますが…。

ちなみにモルフというかカラーフォームがあり

RCF:レッドカラーフォーム
DCF:ダークカラーフォーム
UMV:ウサンバラマウンテンバリアント
TCF:???

など様々なものが出ています。インスタなどで調べてみるのも楽しいですよ。

※バブーンタランチュラ
バブーンタランチュラ(通称:バブーン)とはアフリカ大陸に生息するハルパクティラ亜科のタランチュラの総称で、バブーン自体はヒヒ(マントヒヒのヒヒ。つまり猿)の意味です。確かにバブーンタランチュラを見ていると猿っぽさを感じることが多々あります。

ウサンバラオレンジの飼育

今はプリンカップで飼育しています。
床材はヤシガラの細かいもの。また鉢底ネットを切っていれて足がかりにしています。巣を作るタイプのタランチュラはそういうものがあると落ち着く気がします。

逆にないと飛び出やすいというか…。

餌は2~3日1回ミルワームを与えていますが、餌食いも良好で丈夫な印象です。うちのはRCFなのですが、ベビーからなかなかに美しいです。

タランチュラベビーの飼い方

タランチュラ飼い方の基本

タランチュラの飼い方

ウサンバラオレンジの引っ越し

プリンカップで管理していたのですが、脱皮して大きくなって来たので引っ越ししました。

プリンカップごと中にいれて、つついてウサンバラオレンジを出します。

外に出てしまいましたが、大きな容器の中で作業しているので外に逃げ出すことはありません。

タランチュラの移動方法

きれいなオレンジ色です。素晴らしい発色。

ちなみに使用したケージはこれに空気穴を開けたもの。

これが6月末頃のことですので、4月末に飼い始めてから2ヶ月経ったくらいですね。

先日更に脱皮しました。引っ越しから1ヶ月経ったくらいですかね。まだまだ小さいのでオスかメスかは確認していません。餌食いもいいですし、本当に良いタランチュラです。飼いやすい。

ただ、ケージの中は糸だらけにしますね。

タランチュラ飼い方の基本はこちら ↓

タランチュラの飼い方

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