ゴールデンブルレッグバブーン(学名:Harpactira pulchripes)の飼育

ゴールデンブルレッグバブーン(学名:Harpactira pulchripes)について

バブーンとは?

バブーンというのはアフリカに生息するタランチュラの呼称で、英語ではbaboonと書き「ヒヒ猿」の意味です。実物を見てみると、確かに猿っぽい感じはある気はします。
バブーンは腹部に刺激毛を持ちません。その代わり攻撃的で動きの速いタランチュラです。地中性もしくは半地中性ですので、床材は多めに入れて飼育します。

攻撃的で動きが速いですから、初心者の方にはおすすめできません。しかしながらある程度タランチュラ飼育の経験があればおすすめの種類です。

ゴールデンブルーレッグバブーンとは?

若い頃はもっとブルーの脚になります

バブーンの中でも、金色に輝く甲羅(頭胸部の背面)を持ち、脚がメタリックな青になる大変美しいタランチュラでペットとしてとても人気があります。

大きさは、メスのアダルトでレッグスパン(脚も含めた長さ)が12~13cmほどになる中~大型種。

しかし、チャコジャイアントゴールデンストライプニーなどの初心者向けバードイーターと比べると注意して飼育しなければならない種類で、初めてこの種を飼育した時、数回の脱走未遂を起こしました(とは言えゴールデンブルーレッグバブーンはバブーンの中では扱いやすい方になります)。

刺激に対してダッシュで反応すること(特にベビーの頃)が多いのを理解していなかったからです。ですので、給餌の時もケージごと大きな容器に入れて行うようにしましょう。

大きな容器に壁にベビーパウダーをはたいておくことで壁を登れなくなり、万が一ケージから出ても容易に捕獲できます。

またケージも少し背の高いケージの方が安心できるのでわたしはそうしています。

床材を集めにすれば巣穴を掘りますし、そうでなければ糸を出して巣を作りますが基本的に潜らせてあげた方が良いです。ただ、アダルトになれば外に出ていることが多いので観察も容易です(おすすめポイントですね)。

床材は乾燥気味で、でも水入れは必須です。水入れの周囲は適度に湿らせてあげましょう。

値段は7000円~10000円程度(ベビー)で少し高価な部類です。

餌はレッドローチやデュビア、コオロギ、ミルワームなどです。

ゴールデンブルーレッグバブーンの飼育

お迎え当日

2020年7月13日

まだまだ色も悪いですが、ベビーなので仕方ありません。とりあえずプリンカップに赤玉土(小粒)とヤシガラを半々で入れ、レッドローチのベビーを与えて管理していきます。

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タランチュラの飼い方

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