カーリーヘアタランチュラ(学名:Tliltocatl albopilosum)
以前はBrachypelma albopilosumという学名でしたが、改編があり新しい学名になりました。飼育する分にはあまり関係ないと思われるかもしれませんが、タランチュラ飼育という趣味は海外で盛んで日本ではマイナーなので情報が少ない傾向にあります。そこで、学名で検索して該当サイトを翻訳しながら勉強するということも多くありますので、知っておいて損はありません。
南米はコスタリカに生息するタランチュラで、環境的にはおそらく高温多湿なのでしょう。タランチュラ飼育の諸先輩方を見ても高温多湿気味で飼育すると良いと書かれています。それに倣っていきましょう。調べてみると川辺などによく生息しているとかという情報もあります。
体長は7cmほどに成長し、レッグスパン(脚も含めた長さ)は15cmにまで成長します。そこそこ大きいですよね。オスは4~5年。メスは20年ほど生きるようです。成体までには2~3年かかるようです(タランチュラ飼育は気の長い話が多いです。あせらずゆっくり育てましょう)。
その名の通りカールした巻毛が特徴で、そのおかげでボリューミーに見えます。つまりコロコロしてかわいいんです。初心者でも飼いやすいと思います。
いわゆるバードイーターと呼ばれる地表性のタランチュラですが、少し穴を掘る傾向もあり、待ち伏せして獲物を狩るタイプのようです。ちなみに刺激毛はほとんど飛ばしてきません。
カーリーヘアタランチュラの飼育記録
少し大きめのベビーをお迎えしました(3000円~4000円くらいだったと記憶しています)。
もう数カ月は経ったでしょうか。数回の脱皮を経て大きくなってきています。餌食いはなかなかに良好で、週に2~3回レッドローチを与えています。
飼ってみて非常に飼いやすいなという印象で、大好きなタランチュラになりました。かわいくて扱いやすい。ただ、今いるコはどうもオスっぽいんですよね。ぜひメスを探してリベンジしたい…。
Tliltocatl albopilosumの飼育日誌
メスをお迎えして、オスメス揃いました。累代できるといいのですけど、タランチュラのブリーディングは初めてなので上手くいくかどうか…。
ね。なかなかカッコいいと思いませんか?メタリックな頭胸部ともふもふの毛が素敵です。
餌への反応もバッチリ。
お目々がかわいい。
タランチュラの飼い方